昨年、一昨年と、この時期はコミミズクの登場で山鵜の年末鳥見スタイルが
崩れていました。今年は、コミミズクフィールドの状態も芳しくなく
残念ではありますが、この時期の例年の鳥見スタイルに戻るのかもしれません。
例年のスタイルとは・・・
基本的にはヤマセミ籠りですね。既に数度撮影には行っていますが
数はまずまず居てくれそうなので、後は行動パターンの把握です。

未だ紅葉した葉が残っているので、ヤマセミを発見するには少し
時間がかかります。もう少し冬枯れの景色になってくれると
際立つ白さで山鵜にも発見できるのですが。
この時もようやく発見したのは良いのですが、お食事後は
見事にまったりとしてくれました。
ヤマセミも、アカショウビンも、カワセミも、食事後まったり
が始まると恐ろしく動きませんからねー。
スマートな体がだんだん丸くなり、この写真のように鏡餅状態
になるとお手上げです。

まったりが突然スマートになることがあります。
この時は、相棒がこの子の下を通過していきました。
通過した子は少し下流で、ホバリング&お魚ゲット、山鵜
はそちらの方が撮りたかったのに、残念でした。
ヤマセミの面白い習性ですが、まったりしている時に猛禽類
が登場すると、確認しやすい岩や枝に敢えて出てくるようです。
確かに、相手が見えている方が逃げやすいかもしれません。
賢いですね。

同じ場所での写真三枚、手抜き写真に見えますが、2時間以上の力作なんです・・・
写真から、相棒が右から左に飛んで行ったことが分かってもらえますか?
この後、またまったりしていました。
少し変化のあるヤマセミ撮影が今冬のテーマかな。