山鵜の野鳥草子

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何故か拘るホオジロガモ

ホオジロガモ、探せば山鵜の棲息地の側にも居るんですよね。
時には近隣の池にも来訪します。だから、わざわざ北の大地に出かけて
まで、追っかけ無くても良いのですが、何故か遠征して会いたい鳥の
カモセクションの筆頭がこのホオジロガモです。
何故か拘るホオジロガモ_a0143780_13452485.jpg
その魅力をどのように伝えるか?色々と撮りながら工夫をするのですが
全くダメですね。この限りなく美しい白さと、南海ホークスを彷彿させる
緑のような黒のような紺のような緑と(意味不明)、黄金色に輝く目と、
鮮やかなオレンジの脚、どれも伝わらない・・・
何故か拘るホオジロガモ_a0143780_13450898.jpg
仲の良いホオジロガモ♂とカワアイサ♀。カモの交雑の帝王と呼ばれる
大先輩に是非ともこの子達の交雑種を見せてあげたい・・・
何故か拘るホオジロガモ_a0143780_13543749.jpg
今回、ホオジロガモの団体さんに遭遇しました。その数、おそらく200羽
以上居たかな?♂1に対し、♀10くらいでしょうか。ハーレムですね。
他のカモ達よりは警戒心が強く、中々至近で撮らせてくれません。
何故か拘るホオジロガモ_a0143780_13545093.jpg
最後に♀の登場!と思ったのですが、よくよく見ると若♂でした。
ホオジロガモの満足写真が撮れるまで山鵜の北の大地遠征は続き
ます。

# by yamau-f | 2020-03-20 19:44 | ホオジロガモ

修業が足りない、本当にそう思います

この時期に北の大地に通い始めて何年経つでしょうか?
毎回、会いたい鳥の筆頭だったユキホオジロですが、
撮るどころか見る事さえ叶いませんでした。今回、ようやく
願いを叶えることが出来ました。広い雪原にカメラマンは
山鵜一人。双眼鏡で進行方向前方に鳥の集団を発見しました。
飛び立つ姿は白と黒のコントラストがはっきりした鳥・・・
思っていたより少し大きい鳥だったのですが、ユキホオジロ
と確信し、雪上匍匐前進。気温が高く、雪も融け気味でした
が、そんなのかんけーねー、です。
 それなりの距離まで近づき撮影開始。チョロチョロ動く
ので思うように撮れません。おまけに寒く手は悴み思うよう
に動かず、おまけにテンションが上がりすぎて設定も混乱
おまけに目の前のシャーベット溜まりでシャーベット浴びを
始める始末。
修業が足りない、本当にそう思います_a0143780_11143703.jpg
いやー、嬉しかったですね。やっぱり。この地域に行けば
居るのは分かっていても、山鵜にとっては久々のライファー
です。既に地面に落ちた餌を啄むばかりなので、理想の構図
の枯穂止まりは叶いませんでしたが、思っているより鮮やか
な白色、嘴のオレンジ、黒い羽根、魅力的な鳥でした。
修業が足りない、本当にそう思います_a0143780_11142453.jpg
この日は現地に到着すると、強烈な濃霧で視界は10m
以下の状態、鳥の撮影はお先真っ白でした。
 雲の流れを確認し、粘る事にしたのが正解で、それが
今回の出会いに繋がりました。
修業が足りない、本当にそう思います_a0143780_11141314.jpg
ただ、いざ願いが叶ってしまうと、後で写真を見て凹む
山鵜です。構図、設定、・・・ どうしてこういう写真?
と思ってしまいますね。
 とっさの判断でキッチリと設定し、構図を決め、ばっちり
と写真を撮る諸先輩方には本当に頭が下がります。
まだまだ修行がたりませぬ。

# by yamau-f | 2020-03-16 11:13 | ユキホオジロ

ウミアイサフラペチーノ

他のネタが無いのでまだまだ北の大地、海編です。
今回は題目に有るようにシャーベット状になった海を泳ぐ
と言うか、歩く?ウミアイサです。カワアイサに比べると
一回り小さく、ヘアースタイルは少々コミカルです。
ウミアイサフラペチーノ_a0143780_14581808.jpg
フラペチーノ・・・ 某有名コーヒー店で良く目にする
メニューですが最近まで何の事か分かりませんでした。
シャーベットの事かと思ったのですが、商標登録された
この店独自のメニューの様です。フラッペとカプチーノ
を合わせた造語とか。分かりやすく言うと、オムソバ
みたいなものですね。
最近出た新製品は、”さくらさくらんぼフラペチーノ”とか。
山鵜一人で行ってオーダーする勇気は有りません・・・
ウミアイサフラペチーノ_a0143780_14583777.jpg
漁港での撮影は簡単そうに思えますが、運が悪いと全く出会い
無く、良く調べて行かないとどこから撮っても逆光でお手上げ
と言う事も有り、それなりの下調べは必要です。
さて次回は何が出るかな・・・?
 

# by yamau-f | 2020-03-12 20:57 | ウミアイサ

今年も聞けたアッアオナー・・・

今年も出会えたコオリガモ、沖合に居るのは撮れないので今回も
漁港での出会いです。作業の邪魔にならないように、漁港には
休日に出かけるようにしているのですが、人がいないとそれはそれで
寂しすぎるのも事実です。おまけに物悲しいアッアオナーと言う
コオリガモの鳴き声、いやーこの業界(バーダー)の人間には耐えら
れませんね。他業界の方々には理解できないと思いますが。
 
今年も聞けたアッアオナー・・・_a0143780_16281998.jpg
外洋が荒れればもっと他種も入るのでしょうが、春うららのような
天気だったのであまり数も種類も居ませんでした。
何度見ても洋犬っぽい顔をしていますね。なんとかテリアみたいです。
山鵜の世代は洋犬と言うと、スピッツとマルチーズと決まっていたの
ですが、最近見たこと無いですね。
特に、キャンキャン吠えるスピッツってどこに行ってしまったのでし
ょうか。最近見たこと無いですね。
今年も聞けたアッアオナー・・・_a0143780_16283104.jpg
コオリガモ♀、これはこれで何か他の洋犬に似ていますね。
愛嬌にある顔しています。きっと今後登場する山鵜の記事の
コオリガモは同じような写真ばかりなのでしょう。
今年も聞けたアッアオナー・・・_a0143780_16280490.jpg
定番のカモたちを撮影するだけでタイムアップです。実は、後に
登場するホオジロガモは時間も枚数も想像を絶する枚数です。
でも今年も満足いく写真は撮れず・・・また次回の楽しみです。

# by yamau-f | 2020-03-09 20:27 | コオリガモ

アルルカン、ハーレクインそして道化師

シノリガモ、英名はハーレクインダックと言うらしいですね。
フランス語でアルルカン、英語読みがハーレクイン、日本語訳では
道化師となるようです。道化師と言うと山鵜が思い浮かぶのは
さだまさしの”道化師のソネット”かな。
 良く分からないシノリガモと言う名前より、英名の方が遥かに響
きが良いですね。確かに色彩は道化師と呼ばれても違和感は有りま
せんが少し色は地味かな。身近な道化師と言うと、マクドナルドの
イメージキャラクターのドナルド・マクドナルドですが、あのイメ
ージならオシドリの方がぴったりカモ・・・
アルルカン、ハーレクインそして道化師_a0143780_09222046.jpg
漁港に運よくペアで浮かんでくれていました。少し沖合に目を向ける
と、結構団体で居るのですが至近で撮るのは難しいですね。
 出会うとやはり夢中で撮影してしまい、まったく同じような写真の
山をいくつも作ってしまいます。ただ、ピントが合っていると捨てら
れない山鵜・・・HDが増える一番の原因です。
アルルカン、ハーレクインそして道化師_a0143780_09220857.jpg
この子も、荒波の上を飛翔する写真、これが理想です。

# by yamau-f | 2020-03-02 20:20 | シノリガモ