山鵜の野鳥草子

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赤い満足度

コマドリを何年も追いかけていると日本滞在時の
パターンが見えてきます。
時々、この時期に尾羽をピクンと上げた作品を拝見すると
???この時期に珍しいなーと、思ってしまいます。
このポーズ、縄張りや相方を他の子と争うときによくする
ポーズなので、ほぼ育雛も終わったこの時期にはそうそう見られません。
この時期に既に決まった縄張りに侵入してくる輩はそうそう居ませんからね。
でもこのポーズは山鵜の理想の絵でもあるんです。
いつ写せるかなー
難易度が高いと思われがちなコマドリですが、
到着直後の縄張り宣言、他の♂との歌合戦、営巣や育雛が始まると
縄張り巡回、他の鳥たちと違い秋口の日本を去る時まで囀ってくれるので
ポイントさえ分かれば見つけやすい鳥です。
赤い満足度_a0143780_23394234.jpg

以前、春先の♂同士の取っ組み合いの写真を掲載しました。
これはこれで、出会いの瞬間としては二度と見られない
シーンだったので嬉しかったのですが、絵的な満足度は
低かったです。
絵的な満足度、ってどんなのでしょうか。
あくまでも自己満足度なので、理想の絵にどれだけ近いか、
これが満足度でしょうか。
過去に数千枚は撮影したコマドリですが来年への意欲=不満足度
なのでしょうね。既に来年の計画を立てているところを見ると
まだ満足していないようです(笑)
赤い満足度_a0143780_23492859.jpg

背景は気に入っているのですが、モデルのポーズがいまいちですねー
今季登場したコマドリは4個体、数としてはまずまずでした。
ただ、シーンは少なく早くも赤いシリーズコマドリ編、次回が
千秋楽です。
赤いシリーズ第二弾、もうしばらくお待ちくださいね。
by yamau-f | 2016-07-24 21:28 | コマドリ