山鵜の野鳥草子

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コタン・コロ・カムイ

未だにこの地のほとんどの地名はアイヌ語のままです。
この極寒の地、どこの国のものでもありません。
この地に生まれ、この地に育ち、この地の寒さに耐え抜いた
ヒト、動物、鳥、植物・・・ の故郷だったに違いありません。
ぶらっと出かけてやってきた我々に
とやかく言う資格は無いように思います。
開拓と言う名目で切り開かれたこの地、得たものも沢山
有ったのでしょうが、失ったものは計り知れません。
この子もその犠牲になったのかもしれません。
コタン・コロ・カムイ  村を護る神様
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なんと神々しい、威風堂々とした姿なのでしょう。
出会った時の感動は言葉に表わせません。
吹雪の中、一瞬の静寂と共に木の枝に降臨した
シマフクロウ、会えてよかった。
 保護された環境で生きながらえているこの子達が
自力で数を増やす可能性は少ないかもしれません。
広い縄張りと、餌場となる自然な環境、
何かを自然に返還する以外に手段は無いでしょうね。
我々にその勇気と犠牲の覚悟が無い限りは・・・
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今回の旅は決して初めて訪れた地では有りませんが
京都旅行に例えると、清水寺と金閣寺、銀閣寺、嵐山に
訪れたような感じです。巷で有名なところを一通り巡って来ました。
皆さんの中には馴染みのところがあるのでは?
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自然が相手、会えるか会えないか、撮れるか撮れないか、
この瞬間までドキドキ、ワクワクです。
山鵜の野鳥撮影三拍子とは少し趣向が違いますが
この子にはこの出会い方しかないのでしょうね。
それで充分です。
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この日の夜は一瞬ホワイトアウトに近い吹雪の時間も有ったのですが
長続きせず、翌朝には透き通るような青空が広がっていました。
前夜、シマフクロウが止まっていた枝は実は何の変哲も無い
枝でした。昨晩の出会いは夢?と思わせるほど・・・
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吹雪の中に佇むシマフクロウ、みるみる内に
雪に埋もれていきました。
by yamau-f | 2016-01-17 20:48 | シマフクロウ | Comments(2)
Commented by まっ晴れ! at 2016-01-18 18:33 x
掛け値なしに素晴らしい!
いい作品ですねぇ(◎ ◎))
こんな素敵な出会いを経験されていたなんて羨まし過ぎます。

実は年末に山鵜さんが養老牛温泉に泊まると仰ってたので
それに刺激されて私も今年になって「だいいち」に2泊してしまいました(^^ゞ
Commented by yamau-f at 2016-01-18 20:54
まっ晴れ!さん、こんばんは。
いえいえ。まっ晴れ!さんのブログを拝見していますが
足元にも及びません。素敵な出会いの連続に開いた口がふさがりません。
未だ暫く滞在されるのでしょうか?
早くも道東禁断症状が出てきております。
また行きたいな。。。