山鵜の野鳥草子

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残酷焼きや踊り食いの方が・・・

山鵜、海鮮料理は好きなのですが、
所謂残酷焼きとか、踊り食い、と言うのは食べません。
ああいう食べ方をすれば美味しくなるなら理解できますが
そうでないなら、あれは殺生では?と思うからです。
と言うか殺生ですよね。
魚料理であれ、何であれ、〆る、食べるの順番は守りたいですね。
リンゴであっても、気にぶら下がったままのリンゴを
食べる人は少数派ですもんね。
生きた牛を新鮮な牛肉と言ってかじる人を見たことありません。
究極の新鮮な食べ方、と言う人も居るのでしょうが
新鮮=美味しいと思うと大間違い。最近は牛肉でも
熟成肉と言うのが流行っていますが、魚も熟成させたほうが
美味しいものも沢山あります。イカなんか、一度冷凍してから
食べた方が美味しいイカもあるんですよーーー
火であぶられて苦しむアワビや、ピクピクと痙攣した海老や
目をギョロギョロさせた活けの刺身、生きたものを食べる罪悪感はありませんが
こうした食べ方には嫌悪感があります。
で、今回のササゴイたちの捕食シーン、これは彼らの
生き様、食べるサギに食べられるオイカワ、自然な姿の
1シーンです。
残酷焼きや踊り食いの方が・・・_a0143780_22282460.jpg

此処の川相ならもっと沢山のオイカワが居ても良いと思うのですが
あまり魚影は濃くありません。捕食するのも中々難しそうでした。
残酷焼きや踊り食いの方が・・・_a0143780_22323199.jpg

獲物のオイカワを綺麗に写したかったので
少し設定に苦労しましたがまずまずのオイカワが
撮れました。
残酷焼きや踊り食いの方が・・・_a0143780_22335779.jpg

山鵜が幼い頃、よく手掴みでオイカワを捕まえました。
何故か?
この時期の♂は繁殖活動に一生懸命で、動きが鈍い上に
浅瀬に遡上してくる。おまけに良く目立つ色彩。
特に頭周辺は追星等もあって普段よりぬめりが無く
あまり滑らないんですよ。サギたちが捕まえるのも
判るような気がします。
ただ、アユを捕まえるのはすごいですね!
残酷焼きや踊り食いの方が・・・_a0143780_22374875.jpg

この記事が7月ラストとなりました。
8月はやはり赤い子の登場を期待したいですね。
あと一週間で暦の上では秋ですね。
少し寂しい気がします。
by yamau-f | 2015-07-31 22:16 | ササゴイ